●放熱板 |
コイルの温度上昇を少なくするためには、放熱効果の良い取付板(放熱板)に取り付けると効果があります。ロータリーソレノイドの各定格表は、それぞれ所定の取付板に取り付けた場合を示してあります。定格表の寸法より極端に小さい取付板の場合は、電圧、ON時間を少なくして温度情報が過大にならないように考慮してください。
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●コイルとアンペア・ターン(A・T)比 |
コイル温度(℃) |
20 |
40 |
60 |
80 |
100 |
120 |
A・T比 |
1 |
0.93 |
0.86 |
0.81 |
0.76 |
0.72 |
この表のAT比により、温度上昇のトルクが求められます。なお、ご参考までに抵抗法による温度上昇値の計算式を次に示します。
(R2 − R1)
t = ────── × (234.5 + t1) + t1 − t2
R1
t :温度上昇値 (deg) t1 :初期の周囲温度(℃)
R1 :初期の抵抗値(Ω) t2 :最終の周囲温度(℃)
R2 :最終の抵抗値(Ω)
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●制御用接点の保護 |
DCソレノイドを動作させる制御用接点(リレー)には火花が生じ、接点の摩耗、ノイズ障害などが起こることがありますので、用途に合った接点保護をお考え下さい。
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